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教養教育センター

教職に関する科目

開講科目

開講されている教職科目は下表の通りです。取得する免許に応じて必要な科目を受講します。

  1年 2年 3年 4年
教育の基礎的理解に
関する科目
教職論
教育原理
教育心理学
教育課程論
教育制度論
特別支援教育論
   
各教科の指導法 理科教育法(Ⅰ、Ⅱ)
農業教育法Ⅰ
理科教育法(Ⅲ、Ⅳ)
農業教育法Ⅱ
 
道徳、総合的な学習の
時間等の指導法及び
生徒指導、教育相談等に
関する科目
  教育方法・技術論(ICT活用を含む)
生徒・進路指導論
特別活動及び総合的な学習の時間の指導法
教育相談(カウンセリングを含む)
道徳教育論  
教育実践に関する科目     教育実習事前・事後指導 (中学校)
教育実習(中学校)
教育実習事前・事後指導 (高校)
教育実習(高校)
教職実践演習
(授業外)     介護等体験
(7日間)
 

教職科目の授業紹介(一部)

教育原理

教育思想、近代学校成立の歴史、様々な教育事例を学び、対象としての子どもを捉える視点、学校教育について考える基礎的な思考力を身につける。また、多様な教育の可能性と教育者の姿に気づき、現在の学校教育から問題を見出したり、学校教育の更なる発展について考えたりする力を身につけることを目的とする。

教育心理学

教育における発達と学習に関して、心理学的な観点から理解できるようになる。主に発達や知識・動機などを中心とする学習者の心理学的側面の理解と、これをふまえて、有効な学習を導く教授学習方法と教育評価について理解することをめざす。

教育制度論

教育は社会の産物である。社会の特性、社会が求める人間像に基づいて教育制度が生まれる。時代や社会が変化すれば教育も変わる。「教育制度論」では、様々な国・地域と時間軸の中を移動し、多様な教育の姿、教育の社会的機能、そして教育の社会変革力について学ぶ。「社会」というマクロなフィルターを通して教育や教育制度を認識し、教育のさらなる可能性について斬新なアイデアを構築する資質を身につけることを目的とする。

理科教育法

理科教育の目的・内容・方法・評価に関する基本的な知識を身に付け、学校教育における理科教育の位置づけや意義について考察できるようになる。

農業教育法

農業教育や農業高校の変遷から現在の農業教育・農業高校の現状と課題を考えるととともに、農業学習の魅力や特徴、実験実習、プロジェクト学習、学校農業クラブ、学習指導要領、農業高校および学校農場の組織と運営等の講義や演習を通し、農業教員として必要な基本的な知識や技術、指導法を身に付けることを目指す。

教育実習の概要

教育実習は、大学での事前・事後指導授業と、実習校での本実習からなります。

  • 教育実習の事前・事後指導
    事前指導では、模擬授業を通して教職課程、専門課程で習得した知識・技能を実践に活用する方法について最終的な確認を行います。教育実習後には事後指導を行います。教育実習での学びを報告しあい、教育実習での学びをまとめます。
  • 実習校での実習
    実習校での実習は、原則4年次6月に中学校で3週間または高校で2週間行います。実習は石川県内および大学近隣の中学・高校で行います。
    実習校での実習の内容は、大きくわけて授業参観と教壇授業です。教壇授業では、授業前に教材研究をして学習指導案を作成し、授業計画・準備を行い、実際の教壇授業を行います。その際、終始実習校の担当指導教員の指導助言を受けて学習指導案や授業計画を改善します。教壇授業後の指導も受けます。実習期間最後には、全校的な参観を受ける研究授業を行います。また、実習期間中、大学の指導教員などによる訪問授業参観があり、専門的指導助言を受けます。

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