文部科学省大学間連携共同教育推進事業 「学都いしかわ・課題解決型グローカル人材育成システムの構築」の一環として、9月20～22日の3日間、能登島丸かじりフィールドワーク講座を行いました。20名の学生が能登半島の中央部、七尾湾に浮かぶ能登島に滞在し、里海の生態調査、土壌環境調査、河川生態調査、気象・水環境調査といった環境調査手法の基礎を学びました。さらに、調査結果を分かりやすく取りまとめて発表する練習も行い、プレゼンテーション能力の向上も目指しました。初日は台風16号の影響で大荒れの天気となり一部の予定を変更しましたが、二日目以降は天候も回復して無事に野外調査を行うことができました。学生達は自然の中で貴重な経験を行い、目を輝かせながら実習に取り組み、学生同士の議論も夜遅くまで続き、共同生活ならではの充実した3日間となりました。なお、能登島長崎町の方々からは本講座の運営に多大なるご協力をいただきました。ここに記して感謝申し上げます。

台風の中での里海調査		採取した動物、海藻の同定作業
河川生態系の調査		調査結果の報告