ポケゼミさとやま応援隊では、珠洲市真浦町で、地域の方々とともに棚田跡の草刈りや植栽など、ふるさとの風景を取り戻す活動に取り組んでいます。
活動を始めて1年となる10月10日、真浦町の白山神社の秋祭りに参加しました。コロナ禍や能登半島地震、奥能登豪雨の影響で中断していたキリコの巡行が、7年ぶりに復活したものです。真浦の出身者やボランティアなど約70人が集まり、本学の学生・大学院生と教員ら16名も担ぎ手として加わりました。夜の集落では、学生が並べた竹灯籠が祭りを彩りました。この竹灯籠は、さとやま応援隊が日ごろから金沢市内の竹林で地域の方々とともに里山管理を続けてきた竹を使ったものです。真浦の方々の笑顔と熱気のなかで、学生の参加が祭りの復活を後押しする一助となりました。
この1年で、真浦は学生にとって学びと研究の大切なフィールドになりつつあります。環境科学科の動物・植物・防災・農村・水循環・農業土木・土壌・大気など多様な教員の協力も得ながら、学生それぞれの関心から、卒業研究や進路選択につながる問いを探し始めています。獣害対策につながる野生動物の調査は、年度内に研究報告としてまとめる予定です。
学生の学びと研究が、真浦、そして奥能登の活性化につながり、その経験が学生自身の成長の糧となるよう、地域の方々とともに今後も活動を続けていきます。
(指導:環境科学科 緑地環境学研究室 上野裕介准教授)
※ポケゼミは、学科、学年を問わず興味・関心がある学生が集まって課題に取り組む本学独自の教育・研究システムで、入学直後から取り組むことができます。
※この取組みは、石川県立大学の能登復興支援プロジェクトの一環です。




