石川県立大学のポケゼミさとやま応援隊(緑地環境学研究室)は、珠洲市で約500年受け継がれてきた揚げ浜式塩田を訪れ、塩づくり作業を手伝いながら、地域の生業と復興について学びました。
揚げ浜式製塩は、海水を砂にまいて濃い塩水(かん水)をつくり、釜焚きして塩を生産する伝統的な製塩技術です。
2024年の能登半島地震では、塩田の地割れ被害に加え、海岸隆起による海岸線の後退で海水を汲む作業も困難になりました。さらに奥能登豪雨による土砂流入で大きな被害を受けましたが、多くの関係者の尽力により今年から全面復旧を果たしました。
今回、学生たちは塩分を含んだ砂を集めて、かん水を取り出す工程を体験するとともに、次の塩づくりに向けて砂を敷き直す作業を手伝いました。
本活動は、塩づくりを通じて能登外浦の自然や風景、食文化を活かした地域づくりに取り組む株式会社Anteとの連携により実施しました。
今後も、さとやま応援隊では能登の自然や里山里海、塩田などの地域資源を活かした体験プログラムや地域学習型ツーリズムの開発・展開を通じて、能登復興に貢献していきます。



