2026年3月22日、石川県輪島市の町野川近傍の水田水路において、「絶滅危惧種ミナミアカヒレタビラ保全に向けた貝の救出活動」に学生・院生・教職員あわせて8名が参加しました。本活動は、本学をはじめ、のと海洋ふれあいセンター、金沢大学、金沢工業大学の研究室や関連団体が連携して共催したものです。
絶滅危惧ⅠA類に指定されている淡水魚「ミナミアカヒレタビラ」(写真1)は、「タガイ」という二枚貝の中に産卵する特殊な生態を持っています。そのため、ミナミアカヒレタビラの保全には、産卵母貝となるタガイの存在が不可欠です。今回は、地震により崩壊した水路の復旧工事が行われるのに先立ち、現場に取り残されたタガイを救出し、別の場所で畜養して後日放流することを目的として行われました。
当日は多くの学生や農業者、地域住民など関係者がウェーダー姿で水路に入り、スコップやタモ網を使って泥の中を探りながら丁寧にタガイを採集しました(写真2)。参加者の懸命な作業により、無事に大量のタガイを救出することができました(写真3)。今後も大学間の連携や地域社会との協力を深め、能登半島地震からの創造的復興と、貴重な自然環境と生態系を守る取り組みを継続してまいります。
なおこの活動は北陸中日新聞(24日朝刊)で紹介されました。


