- 環境科学科
環境科学科4年生の山尾幹大さんが第28回日本雨水資源化システム学会大会(WEB開催)において優秀発表賞を受賞
2020年12月16日
本学環境科学科4年生の山尾幹大さん(指導教員:一恩英二教授)が、2020年11月7~8日にWEB開催された第28回日本雨水資源化システム学会大会において、「手取川扇状地における側線上方横列鱗数を用いたアユ個体群の移動・分散の推定」というタイトルで発表し、優秀発表賞を受賞しました。本研究は、手取川扇状地のアユの側線上方横列鱗数を計測して、天然アユと人工アユの判別を行い、手取川と農業水路(幹線水路と七ヶ用水)の各水域の天然アユと人工アユの個体数比から、手取川のアユが白山頭首工の取水口より七ヶ用水などの農業水路へ送水する幹線水路に迷入していることを明らかにしたものです。今後、手取川流域の各水域の天然アユと人工アユの個体数比からアユの移動・分散の推定を行うことで、流域内の魚道や放流事業の評価や効率化に役立つものと考えられます。
表彰
環境科学科4年生の山尾幹大さん
研究者情報