- 地域貢献
看護大学と共同でかほく市の小学校で防災授業を行いました
2022年9月14日
県立大学環境科学科では、「防災」をテーマに看護大学との共同研究を令和元年から行っています。今年度は、かほく市立大海小学校において、4年生17名を対象に防災授業を行いました。県立大学から教員4名と学生3名、看護大学から教員2名と学生4名が参加しました。両大学の学生が防災に関する基礎的な知識を学習し、地域の児童生徒に防災教育を行うことにより、学んだ知識の定着を図ること、さらに子供たちの防災意識の向上を図ることなどを目標としました。
まず、全員で、小学校の周りの水路や河川、崖地などを見て歩きました。近くの川では水位を監視する水位標やビデオカメラ、川から水を取り入れる水門と水路の役割について、小高い神社の境内では地形について学生と教員が説明しました。水田では水路の役割や豪雨時の注意点などを説明しました。小学生はタブレットパソコンを使って危険と感じた個所を撮影し、地図に書き込む作業を行い、発表しました。普段見慣れた場所でも、災害時には危険な場所になることを理解することができました。学生たちも、災害について学んだことを小学生に説明することで、より理解が深まったと思われます。