環境科学科環境利水学研究室の瀧本裕士教授と同研究室4年生の津田瑞希さん、本田ひなのさん、山崎実結さんが１０月２４日（木）、２５日（金）に福井県産業会館で開催された、北陸技術交流テクノフェア２０１９（主催：技術交流テクノフェア実行委員会）において、「需要に応じたマイクロ水力発電システム開発」に関する展示を行い、北菱電興、別川製作所、石川県立大学が共同で開発したマイクロ水力発電システムを紹介しました。本発電システムは流量変動に柔軟に対応でき、地産地消型の需給バランスを構築している点に新規性があります。また、発電の利用用途としてイチゴのハウス栽培を行い、発電電力をハウス内の空調、土壌温度の保全、融雪等に役立てています。さらにIoT技術も取り入れ、発電システムの遠隔操作やハウス内栽培環境のモニタリングも可能になりました。ブースを訪れる人が絶えることなく、マイクロ水力発電システムへの関心の高いことが分かりました。