- 研究トピックス
大学院生の永井栄美子さんが、第6回フードファクター国際会議にてポスター賞を受賞しました
2016年1月5日
本学大学院博士後期課程生物機能開発科学専攻1年の永井栄美子さんが、11月22日から25日に韓国ソウルで開催された第6回フードファクター国際会議(The 6th International Conference on Food Factors)にて、「ANTI-INFLUENZA VIRUS ACTIVITIY OF ADLAY TEA」という課題で発表を行い、ポスター賞を受賞しました。永井さんの発表は、はと麦茶の抗インフルエンザウイルス作用に関するもので、ポスター発表の他に審査員の前で英語による口頭発表を行いました。永井さんの発表は、下図に示すようにはと麦茶の原材料4種類が抗インフルエンザウイルス作用を持つことを見出し、その中でも大豆に含まれるゲニステインとダイゼインが強い抗インフルエンザ作用を有することを明らかにしたものです。永井さんの研究は、食を通してウイルス疾患を予防・軽減することを目的としており、今後ますますその重要性が高まることは言うまでもありません。永井さんのこれからの研究の発展に 大いに期待したいと思います。
第6回フードファクター国際会議でポスター賞を受賞した |
ポスター発表の内容 |