環境科学専攻・博士前期課程1年の野中良馬さん、自然人間共生科学専攻・博士後期課程2年のA. Tabacaruさん(指導教員:藤原洋一准教授)が、2025年10月に岩手県盛岡市で開催された国際学会「PAWEES 2025(International Society of Paddy and Water Environment Engineering)」において研究成果を発表しました。
野中さんは「High-resolution satellite monitoring of alpine snow patches for watershed water resource variability analysis」と題して、白山山頂近くの千蛇ヶ池を対象に、Planet Scope衛星画像と地形データを組み合わせた雪渓の自動検出手法を提案しました。Tabacaruさんは「Improving SWAT performance in a snow-dominated basin via a two-season precipitation lapse rate: Case study of the Tedori River, Japan」と題して、手取川流域における降水の標高依存性を考慮した水文モデル(SWAT)の性能向上に関する成果を報告しました。野中さんは、「海外の研究者と直接意見交換ができ、自分の研究の課題や今後の方向性を考える良い機会になりました」と語っていました。
なお、本学では、学生が国内外で研究成果を発表し、視野を広げ成長する機会を積極的に支援しています。


