- 地域貢献
能登半島地震復興支援プロジェクト「草履サンダルでFoot活を!」
2024年5月22日
5月9日(木)教養教育センターの宮口和義教授は避難生活者の足の健康を取り戻そうと、現地で活躍している健康運動指導士とともに七尾市矢田郷地区コミュニティセンターおよび七尾市総合体育館を訪ねました。避難者の足圧分布、足指筋力、および股関節内転筋力を測定し、7割の者が基準値に達していないことを確認した後、約40人に歩行能力向上などへの効果が実証されている草履サンダル(神戸ラッキーベル社)を贈りました。
宮口教授は2019年よりAI機器およびこの草履を用いたFoot活プロジェクト(高齢者の歩行を改善し健康を維持する)を七尾市の恵寿総合病院と推進しています。草履で行うオリジナル体操『Foot活体操』も考案しており、今回、健康運動指導士に指導をお願いした。「草履生活は究極の『ながら運動』になる。見落としがちな足の健康にぜひ注意してほしい」と訴えました。