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大学院生の出坂夏美さんが2023年度日本農芸化学会中部・関西支部合同大会で企業奨励賞を受賞しました
2023年10月30日
大学院・博士後期課程生物機能開発科学専攻3年の出坂夏美さん(指導教員:食品科学科 東村泰希准教授)が、9月30日から10月1日に開催された2023年度日本農芸化学会中部・関西支部合同大会において、“線虫を用いた腸管透過性の新たな評価法の開発”というタイトルで発表し、企業奨励賞を受賞しました。出坂さんの研究成果は、腸の健康状態を示す指標のひとつである透過性の程度を、モデル生物である線虫を用いて評価する実験系を開発したものです。腸の透過性とは、きちんと消化されたものだけを腸が吸収し、腸内を保護するためのバリア機能です。今後のさらなる研究展開により、腸管透過性を指標とした食品成分の機能性評価などに応用することが期待されます。