- 地域貢献
絶滅危惧種カワヤツメをいしかわ動物園で展示!
2020年1月21日
絶滅危惧種であるカワヤツメはかつて能登半島の河川に遡上し、里山地帯の貴重な栄養源として利用されてきました。しかし河川環境などの変化により、現在その姿をほとんど見ることができず、人々の記憶から忘れ去られようとしています。環境科学科流域環境学研究室では、4.5億年前から生存してきた生きた化石ともいえるカワヤツメを保全し、その地域文化を保存しようと研究を行っています。この度、大学院博士課程2年荒川裕亮さんの尽力により、その成魚をいしかわ動物園内に展示していただくことになりました。荒川さんは、展示されているカワヤツメを見て、この生物に少しでも関心を持ってもらえればと語っています。いしかわ動物園を訪れた際には、是非展示をご覧頂ければと思います。この取り組みは2020年1月16日付の北国新聞で紹介されました。