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「のとキリシマツツジ」の開花調節で地域貢献

2014年3月25日

 能登地方は樹齢100年を超える300株以上の江戸キリシマの古木が残る日本一の群生地で、能登で発見された新品種「紅重」や全国的にも珍しい「紫霧島」があり、これらは「のとキリシマツツジ」と呼ばれ、大切に保護されています。

 NPO法人「のとキリシマツツジの郷」は「のとキリシマツツジ」を核に能登半島への交流人口増加に向けた様々な活動に取り組んでおり、その一環として都市圏での「のとキリシマツツジ」の古木盆栽の展示を行っています。この展示会は能登への誘客促進が目的であることから、能登地域でツツジが満開となる4月下旬から5月上旬に先駆け3月中旬に開催されます。このため、通常より1月以上早い時期に満開となった「のとキリシマツツジ」樹が必要となり、石川県立大学附属農場では開花促進技術の開発に協力してきました。

 大学では保有する加温施設で「品種間で異なる高温(20℃)遭遇期間と花蕾発育速度との関係」の検討を行ってきましたが、これまでに大学に持ち込まれた全ての品種で3月中旬に一斉に開花させることに成功しました。満開となった「のとキリシマツツジ」は3月16日には新宿御苑(東京)に運ばれ、3月17日から開催される「能登に残る江戸の園芸 のとキリシマツツジ展」で都心の参観者に能登の魅力を発信する役割を担います。石川県立大学では今後もこのような地域の活性化に向けた取り組みを積極的に支援していきたいと考えています。

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開花状況を観察する大学職員

開花調節により満開となった「本霧島」

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開花調節により満開となった「紫霧島」

展示された「のとキリシマ」を参観する観光客(新宿御苑)


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