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石川県立大学 > 生物資源環境学部 > 環境科学科 > 卒業生インタビュー

環境科学科

卒業生インタビュー

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途上国が抱える農業の課題を解決し、生活改善に貢献したい
日本工営株式会社 / 渡邉 裕太
2020年卒業/名古屋市立北高等学校出身
現職を志望したきっかけや理由をお聞かせください。また現在の仕事内容をお聞かせください。
きっかけはカンボジアのトンレサップ湖を対象とした研究調査に携わったことです。トンレサップ湖は毎年大洪水が発生する特殊な湖です。現地を訪れた際に、大勢の人が湖面に浮かべたボートの上での厳しい生活を余儀なくされている様子を目の当たりにしました。
この経験を通じて、発展途上国の人々の生活改善に貢献したいと思うようになり、開発コンサルタントを志しました。途上国が抱える農業に関する課題は広範囲に及ぶため、勉強の毎日です。
在学中に学んだ事、印象に残っているエピソードをお聞かせください。
カンボジアのトンレサップ湖を対象に人工衛星画像の解析から湖の水循環を観測する研究を行いました。この研究では、主にGIS(地理情報システム)を用いて、衛星画像に写る湖面と木々のある陸地との数値パラメータの違いを分析しました。
GISソフトの利用方法を学び、さらに、作業自動化のためのプログラミング技術を学びましたが、うまく作動させるために多くの時間を要しました。毎日、プログラムを修正する地味な作業が続きましたが、うまく作動したときの感動は忘れられません。
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大学での学びがどのように役立っているかをお聞かせください。
開発コンサルタントは発展途上国の課題解決のために様々な知識と技術が求められますが、大学で学んだGISソフトを用いた解析は役立っています。例えば、現状分析の基礎となる土地情報の更新、水田エリアの推定、栽培面積の集計、農家の行動範囲の図式化などです。
新型コロナウイルスの影響で、途上国での直接的な調査が困難となっているため、日本国内からのリモート作業の重要度が増しています。そのような背景もあり、GIS技術の需要が高まっていると感じています。
受験生や在校生へのメッセージをお願いいたします。
新型コロナウイルスの影響で大学生活に不安も多いかと思います。私もこのような状況下で仕事に支障が出ないか不安を感じることもありますが、将来を見据え自分がなりたい技術者を目指して、責任を持って目の前の仕事に取り組んでいます。皆さんには前向きな気持ちを持って勉学に励んでいただきたいと思います。お互い、農業を通じて社会に貢献していけるよう頑張りましょう!
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