研究テーマ:柳井 清治
石川県内における希少淡水魚のその生態解明
能登半島の一部に生息するカワヤツメ
石川県内河川に生息する魚類は23科、80種ほどが知られているが、近年河川環境の変化や外来魚の侵入などでその分布や生息環境が大きく変化しているそこで本研究は既存の資料と実際の調査を元に本県における淡水魚類のデータベースを作成し、人工構造物が淡水魚類に及ぼす影響を評価する。近年減少が著しくかつ産業的価値の高い希少魚類カワヤツメやサクラマスに焦点を当てその生態を明らかにし、その保全方策を提案してゆく。