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研究トピックス

石川県立大学 > 研究トピックス > 大規模臨床試験でオミクロンBA.2亜種に対するワクチンの有効性を検証 資源研の森正之教授開発の植物培養細胞技術が貢献

  • 生物資源工学研究所

大規模臨床試験でオミクロンBA.2亜種に対するワクチンの有効性を検証 資源研の森正之教授開発の植物培養細胞技術が貢献

2023年5月31日

 生物資源工学研究所の森正之教授と、香港大学医学部が中心となる国際研究チームは、香港で大規模臨床試験研究を行い、コロナ(COVID-19)感染症の病原体オミクロンBA.2亜種に対するmRNAワクチン(BNT162b2)および不活化ワクチン(CoronaVac)の有効性を明らかにしました。本研究は「Nature Medicine」誌に発表されました。
 BNT162b2接種ではNタンパク質抗体を指標にCOVID-19感染を分析できますが、CoronaVac接種ではこの抗体では調べることができず、臨床試験での大きな問題でした。この問題を解決したのがORF8タンパク質の利用で、ORF8はCOVID-19が感染したヒト細胞でのみ生産されます。森正之教授は、ORF8を植物培養細胞で大量に生産することに成功していたことから、ORF8抗体を検出することが可能になりました。
 そこで、本研究ではORF8抗体を検出するキットを開発し、不活化ワクチン接種者の過去の感染履歴を簡便に検査することに成功しました。その結果、接種後100日を超えると急速に効果が低下することが明らかとなりました。

 

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