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1. 大人数クラスでのアクティブラーニングへの取り組み

コンセプテスト問題の例

コンセプテスト問題の例

小椋賢治教授(食品科学科)

アクティブラーニングの方法としては、グループワーク、プレゼンテーション、体験学習などが挙げられます。いずれも少人数クラスでは実行可能ですが、100名を超えるような大人数クラスでは一方通行の講義型式をとらざるを得ないと、一般的には思われています。私は、一年次向け教養教育科目「有機化学概論」(履修登録者141名)でアクティブラーニングに取り組んでいます。

私が導入したのは、ハーバード大のマズール教授が考案した「ピアインストラクション」です。この方法は、あるトピックについて短い講義をおこない、その後、コンセプテストという多肢選択問題を出題します。学生はクリッカー(小型投票端末)を使って回答を送信し、その結果はリアルタイムで集計されてスクリーンに投影されます。この時点では教員は正答を教えません。学生は集計結果を見ながら、なぜその選択肢を選んだのか、隣席の学生とディスカッションします。そして、同じ問題で二回目の投票をおこない、正答率が上昇すれば、ディスカッションの効果があったことになります。最後に、教員が解説します。

ピアインストラクション型式の授業

ピアインストラクション型式の授業を実施して、学生にアンケートをとりました。「参加型の授業で楽しい」「みんなの回答がリアルタイムでわかっておもしろい」「眠くならない」といった意見が多く、概ね好評なのですが、「予習してないとついていけない」という声もありました。今後は、大人数クラスでのアクティブラーニングをさらに磨いていきたいと思います。


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