生産科学科
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Ⓒ動物園のクマにエサをいろんな場所に隠して与えた。
Ⓐは、ウシは社会性を持つ動物なので、初めて群れで飼おうとすると社会的序列を作るためにケンカをすることが良くあり、序列が形成されるとケンカは収まります。ウシの社会的行動を発言させてあげることはアニマルウェルフェアに配慮した飼育法とされています。
Ⓑは、ネコは夜行性という生態的特徴を有しているので、その生態的特徴に沿った行動を発現させてあげることが環境エンリッチメントにおいて重要となります。部屋を暗くしてしまうと、ネコは夜だと思い、目が覚めてしまう可能性があり、本来の行動の発現が阻害されてしまうことになってしまいます。
Ⓒは、本来、野生動物は1日のほとんどを採餌や探餌行動に費やしています。本来の行動を発現させてあげるために、動物園では環境エンリッチメントを考慮し、直ぐに食べられないような工夫をし動物に考える機会などを提供して、認知行動などの発現を促進しています。
生産科学科
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Ⓐ38% (資料:農林水産省『食料需給表』)
ちなみに、「Ⓑ 59%」は主食用穀物自給率、「Ⓒ 68%」は総合食料自給率(生産額ベース)です(いずれも平成28年度)。
環境科学科
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Ⓒ木に登って、水浴びする。
雨が降り始めると、アカテガニはぞろぞろと木に登り始め、木の幹を伝って落ちる水流の中で水浴びをします。アカテガニは肺呼吸をするわけではなく、水の中にとけた酸素を鰓から吸収しています。アカテガニが暮らす林内には通常、水場はないため、水を求めて川まで下りる必要がありますが、降雨時には、林内の樹木の幹を伝わる水流を利用して、呼吸していると考えられます。
環境科学科
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Ⓒコマドリやヒヨドリ
カントウマムシグサの果実を自動撮影カメラで観察したところ、コマドリ、ヒヨドリ、シロハラなど森の果実好きな鳥たちが撮影されました。タヌキやニホンカモシカなどの哺乳類はカントウマムシグサの果実を見かけても食べることはありません。コマドリやヒヨドリなどの鳥たちは何らかの方法でカントウマムシグサの果実に含まれる有毒物質を無毒化していると考えられます。
食品科学科
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Ⓒ電子レンジで温める
柿の渋の原因は「タンニン」ですが、渋が抜けてもタンニンが無くなるわけではありません。タンニンが重合して、人の舌で感じられなくなれば渋柿も渋くなくなります。 柿の渋抜きは産業的には「二酸化炭素や焼酎による渋抜き」「干し柿」といった方法が用いられています。 家庭で渋を抜く時にも上記方法が一般的ですが、果実が柔らかくなるまで放置したり、お湯につける(40~50度くらいのお湯で1日くらい)ことでも渋は抜けます。ただし、電子レンジで温めても渋は抜けません。